中国の一部の地方都市が、「訪日団体旅行」の制限をはじめたとの事です。
一体何がおこっているのでしょうか?
一連の「キャピタルフライト」対策か?
中国の福建省などの一部地方都市で訪日団体旅行を制限する動きが始まった。地方政府の観光当局が地元の旅行会社に対して、訪日団体旅行の取り扱いを減らすよう口頭で指導したという。中国政府は省や市ごとに外貨状況を管理しており、一部の地方が外貨流出を警戒して買い物が多い日本向け旅行を制限したとの見方が出ている。
中国人民はRMBや元の価値をまったく信用しておらず、外貨(信用の高いドルや円)に換えて守ったり、不動産に替えて守っていました。
それが規制されると、いわゆる「爆買い」による現物への交換。しかし海外での購入限度枠が設定されてしまい、今度は仮想通貨に流れました。
その仮想通貨が規制された結果が、今朝のニュースにつながるわけですが・・・。
さてチャイナマネーが次はどこに流れるのか、ですが、あらためて「爆買い」が封じられたためちょっと流出先が見当たらない。中国政府のドルペッグ政策も「ドル売り元買い」を続けなければならず、外貨準備が底をつけば元安を放置せざるを得なくなり、大暴落につながるでしょう。