以前「北朝鮮による仮想通貨へのサイバー攻撃」について言及しましたが、今そのリスクが高まっている模様です。
経済封鎖されて資金難に・・・
国際社会が核・ミサイル開発を進める北朝鮮への制裁を強化する中、アメリカのNSA=国家安全保障局のバーンズ副長官は、制裁で財政的に苦しい北朝鮮が今後、サイバー攻撃で資金の獲得を目指す可能性が増しているとの見方を明らかにし、警戒感を示しました。
国際協調の結果、北朝鮮への経済制裁は徐々に効果を出してきているようです。
しかし逆に、北朝鮮が外貨獲得のために仮想通貨にサイバー攻撃をかけるリスクが高まっている模様。
WannaCryは北朝鮮の攻撃とは限らない?
一方、ことし5月に世界各地で被害が出たファイルを暗号化して身代金を要求する「WannaCry」(ワナクライ)と呼ばれるマルウエアについて、バーンズ副長官は「一部の国は北朝鮮の犯行としたが、特定するのはとても難しい。われわれは100%北朝鮮の仕業とは断定していない」と述べ、疑いはあるものの、断定には至っていないと説明しました。
先日の報道は、必ずしも確定したものではなかった模様。