先日書いた「松本城ビアフェス中止」の件ですが、中止に至った経緯が謎っぽいです。
あらすじ
2004年から恒例になっていた、松本城のビアフェス。今年も多くの飲食店がエントリーし、さあ開催!と思ったところで、松本市教育委員会から「待った」がかかりました。
「品格が無い」ことが中止の理由との事ですが、これはこの春、松本市教育委員会が「公園の使用許可の運用を定める内規」を改正たことにより抵触することになってしまっています。
内規改正に至った謎
中止に至った謎・・・というより内規改正に至った理由ですが、これが謎です。とくに革新系や市民団体が動いた、という事もなかった模様。
問題提起も特になく、それ故に何か議論された訳でもなさそう。
こっそりと内規改正され、改正したが最後、表立って叩きつけまくっているように見えるのですが・・・?うーん?
追記:東洋経済紙に否定的な意見が掲載されてました
東洋経済紙でも、ビアフェス中止の件が否定的に掲載されていました。
しかし今年、国土交通省が所管する都市公園法の大幅改正によって複数の規制が緩和されました。それによって、保育園などの整備から飲食施設の開発などに至るまで公園が多目的に活用可能になっているという潮流があるのです。にもかかわらず、同市の教育委員会が「飲食をともなうイベントは品格がない」という前近代的な判断を下したことによって、混乱が発生しています。
しかし、やはり誰がどのような意図で禁止に追い込んだのかについては、特に言及はありませんでした。